有限会社花の七草 東 久志

東 久志
 
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インタビュー

icon次の世代へ自然の魅力を伝えていく
山の魅力に魅せられた東久志さんは世界の山に登りたい想いから28歳の時に 「 花の七草 」 を独立開業させた。 「 自然に属したものの近くにいたかった 」 。
仕事を頑張れば頑張るほど、自然の中に身を置く時間が多くなっていた。
自然と登山に目覚め仕事をすればするほど登山にも打ち込むようになる。
北アルプスに行った時、 「 僕はこの素敵な自然を知らないまま死ぬところだった 」 と本気で思った。
そうしたら自然と世界の山々に目が向くようになっていた。。

東さんは独立する前、空調関係の会社で働いた。扱うものが無機質だったので自然の中に身を置く時間が増えていったと当時を話す。そして、どんなに頑張っても長期休暇は無理だった。自分で事業を起こし、うまくいけば時間もお金もある程度は自由になる。そう考えた時、自然のものを扱う仕事がしたいと考え商材は 「 花 」 に決めた。
「 花 」 という題材をとらえた時、小学校時代の大好きだった森田校長先生を思い出す。
種をまく、芽が出る、移し替える、肥料をあげる、元気になる、お花の育て方の基本を森田校長先生に教わった。
おじいちゃん、おばあちゃん子だったこともあり森田校長先生のことが東さんは大好きだった。
「 幼少の頃にお花を育てるということを経験させてもらったことは、今の私の生活の非常に大きな魅了でした 」 と話す。

そして23歳のときからお花屋さんで修業し、28歳の時に独立する。
「 私は自分で期日を決めてきちっとやっていきました 」 と東さん。
「 独立してからは無我夢中でした。とにかくお店を経営することに没頭し、3年目ぐらいでやっと1日、2日休みましたね 」 と笑顔で話す。
31歳の時に一級技能士の資格を取得し、そして33歳の時にお花屋さんの大会があり優勝をし、内閣総理大臣賞をいただいた。それをきっかけに全国へチャレンジする扉が開いた。
全国へ挑戦となったときに 「 これは恥をかく訳にはいかないぞと思った。知らないこともまだまだ多すぎる。内閣総理大臣賞を頂いてからの方がその後の勉強の方が激しかった 」 と過去を思い返す。そしてより高い山が見えだした。
とにかく恥ずかしくない仕事がしたい、作品を作りたいとの思いからドイツに毎年1回、足掛け10年2週間程毎回勉強しに行った。たくさんのお花を学ぶことができ、たくさんの友人とも知り合えた。いろんな場所で自分の作品を作る機会もでき、それはオランダだったり、オーストリアだったり。
そして、オランダでの展示会で仕事をさせてもらう時にクライアントの要求は 「 日本から来ているのだから、日本人らしいものを作ってくれ 」 との事だった。
しかし東さんには日本人らしいものが現場で何一つ見当たらなかった。
今までドイツスタイルを一生懸命勉強していた東さんは、作品でドイツスタイルを表現したつもりだった。
しかし、来場したお客さんは全員が全員 「 日本人らしいですね。日本のデザインらしいですね 」 と、東さん思いは伝わらなかった。 「 最初は理解が全然できませんでした 」 と衝撃だったことを話す。
「 自分がやっていることと評価が違う。しかしよく考えてみると私は日本に生まれ、日本の文化で育った。ここ5年10年勉強したからといって日本人がドイツ人になれるわけがない。そういった要素は取り入れることはできるかもしれないが、日本人としてのDNAが深く流れていることがその時の仕事によって気付かされた 」 。
この経験がきっかけで、認められるため一心で海外の事を勉強していた東さんが片意地はらずに自分らしさを出して自分の純粋な作品を作ることが許されたと思えるような経験となったと感じ取ったのだ。
それから肩の力が抜けて、花の自然の美しさや、魅力を伝えることにたくさん動力を使っていけばいいんだという考えに至った。

「 花の七草 」 を開業させて東さんがいろんな場所へ行けるのも全てお客さんがいたからだ。
「 お客さんが私のファンになってくれて私のお花を買ってもらう。その買っていただいた金額の中から私たちは生活させてもらっている。お客さんは私を支持してくれている。恩返しとしてはもっといいものを提案していくこと。止まることはできない 」 と、まだまだ東さんの追求は止まない。

「 地球という自然環境があってからこそ、させてもらっている商売です。いつまでも環境に負担を掛けながらやっていく訳にはいきません 」 と話す東さん。いまは時間の使い方を工夫して空いている時間で耕作放棄地を生きた畑に変えていったり、お米を作ったりしている。そしてお花の魅力を伝えるために毎年小学校に足を運び子供たちにお花を通して色んなことを教壇で教えている。東さんがたどってきたお花の道。今は自然に恩返しをしながら次の世代にしっかりと自然の魅力を伝えている。

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